人はやさしいことがすき

易経は、古代中国の伝説の聖人たちの霊感によって

紡ぎだされた宇宙構造だとか。

そうかも知れないけど、

まあ、どこまでいっても

人の伺い知ることのできる

知恵なんじゃないかと思います。


なので、そんなに難しいことは言っていなくて、

当たり前のことが普通に書かれています。

でも、その常識を忘れてしまったり、

タイミングを逃してしまうのも私たち。

で、ときどき確認するのに、便利な書物です。


さて、今日の易の言葉は、

「西南に利ろし 往けば衆を得るなり

(せいなんによろし いけばしゅうをうるなり)」

西南の方角は、平らかなどこまでも続く平地。つまりやさしいってこと。

厳しく孤独な方角は東北です。

何か悩みがあるときは、

しかめっ面して下向いてなくて、

顔を上げてやさしい笑顔を作ってください。

苦しいときこそ、人に対して、やさしく、親切に、楽に、

リラックスできる態度が必要ですって言ってます。

そうすると、助けてくれる人々がやってきてくれて、

悩みや問題も氷が解けるように解決するよって言っています。

解 彖伝からでした!

(易経 下 高田真治・後藤基巳:訳 岩波書店)