2012年

12月

20日

仮想的有能感

昨日のスクーリングは、速水敏彦先生の「仮想的有能感」の心理学でした。

ま、要するに、・・・って、

気の遠くなるような数の調査や心理テストの分析を経て

導き出される理論なのに、

ワタクシメのようなモノが

簡単に要しちゃってはいかんのですが

ま、ま、要するに、

自信の無さを覆い隠すために、

他の人を見下し、仮想的な有能感に浸って一時の心の安定を得るって心理。

いやだね~(笑)でも、結構ありがちなことです。


何かと将来が見えない現代、みんな自信なんて

そんなにあるわけでもないんだけど、

「自尊心」が育っていれば、日常的に虚しい有能感にすがる必要もなし。


本物の自尊心が育つのは小学校時代と言われています。

個性を重要視する風潮に、

小学生は自尊心を養う暇がないのかも。

自尊心を育てるコツは、

「仲間と一緒に同じ課題をこなし、及第点を取ること。」

一番である必要はないんですよ。


能力にばらつきがあるのは当たり前なので、

お勉強やお稽古の場だけでなく、

遊びや地域活動の場も大切です。

お勉強やスポーツは不得意でも、

浜辺や野山に落ちているごみを綺麗にする活動なら

及第点とれる子も居るしね。

お家のお手伝いでもいいし。


小学生って、本物の自尊心、つまり、

私は人並みのことができるって感覚を得たいと思うものなので、

ほっとくと自然とお手伝いしたがるものなのね。

無理に完璧にやらせようとするから、やりたがらない(笑)


私の親は過干渉でやりのこしたわって思っても大丈夫。

エリクソン曰く、発達段階でやりのこしたことは、

大人になってもちゃんと持ち越されるのよ~。


仮想的有能感を満足させるような、

個人の思考や他人とのコミュニケーションは繰り返されます。

こんなもんだわさって思っていても、

結構、疲れます。


は~なんか疲れる!って思ったら、

何歳からでもいいから、本物の自尊心を育てるように活動しましょ。

大人なら仕事場面でも良いし、遊びや趣味やボランティアでも良いし。

欠かせない要素は「仲間」です。

「仲間」ってやっぱ大切なんだよね。


速水先生の授業を受けて、改めてしみじみ感じました。