「夢は、願望充足の加工された一つの形である」・・・フロイト
「夢は、その人の生きられない陰の部分を補完するものである」・・・ユング
さてさて、昨晩の私の夢はどちらの解釈が正しいのか。
それは、どちらも正しい。
何年経過しても、あきらめきれない思いの残る出来事があったりする。
お昼間起きていて、現実の世界を生身の身体を携えて生きている私は、
その一連の出来事を否定する立場をとるしかないわけで、
大切なものを守るために、切り捨ててきた部分だ。
ちょっとがんばれば、冷静に判断して切り捨てて環境を整えるのは簡単だった。
でも、心の奥底には、だれにもいえない思いが残る。
私の心は、それを切り捨てずにいる。
それを守っていることを、夢が教えてくれた。
美しく加工されて、尚且つ私の心を完全な形にする完璧な夢。
起きたばかりの30秒間、暖かい涙が流れた。
ありがとう。夢。
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